2024年11月23日

「周遊きっぷ」をご存知ですか? ~周遊きっぷの旅~

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筆者は、2013年までJRグループが販売していた「周遊きっぷ」について自らの体験を交えて紹介します。この特別な乗車券は、さまざまなゾーンでJR線が乗り放題で、行きと帰りの経路も自由に選べました。特に「北海道ゾーン」や「九州ゾーン」を利用して、多くの鉄道旅行を楽しんだ思い出が語られます。次回は具体的な旅の詳細が紹介される予定です。

今回は真面目なお話ではなく、2013年(平成25年)までJRグループから発売されていた「周遊きっぷ」について、私の体験を交えてお話をしたいと思います。私がどれだけ鉄道が好きかおわかりいただけるかもとも思います。

みなさんは「周遊きっぷ」という乗車券をご存知でしょうか? 残念ながら2013年(平成25年)に販売を停止してしまった、JRグループが発売していた特別企画乗車券の商品名です。色々と決まりはあるんですが、簡単に言うと「ゆき」「ゾーン」「かえり」をセットで購入するというものです。日本各地、当時は10ほどのゾーンが設定されていたかと思います。そのゾーン内は特急も含めてJR線乗り放題、行きと帰りは好きな経路を決められて2割引で購入できるきっぷです。例えば、大阪から東京ゾーンまで新幹線で行って、帰りは上越線から日本海側に出て、北陸本線経由で大阪まで帰ってくる、という感じです。もちろん、東京ゾーン内は特急も快速もなにからなにまで乗り放題ですし、“東京”とはいいながら、北は東北本線の埼玉県大宮あたりから東は千葉県の成田、西は中央線の高尾、南は東海道線の大船、といった具合です。まだ周遊きっぷがあった頃は、よく利用して鉄道満喫の旅をしていたもんです。なんと言っても乗り放題だからお得感がすごい! 特急も躊躇なく乗れてワープ出来ますしね。北海道内乗り放題の“北海道ゾーン”は5日間で20,000円、九州内乗り放題の“九州ゾーン”は14,000円で同じく5日間の料金です。もちろん何度か利用した “北海道ゾーン”と“九州ゾーン”、その鉄道乗り放題の旅をどんな経路でどこに行ったか、これからお話していきたいと思います。鉄道は日々の通勤・通学程度…という方には「ふーん、なにが楽しいの? 観光はしなくて満足ですか?」と冷たい視線が突き刺さってきそうですが、この気持ちを100人に1人くらいはわかってくれるはず!と信じて書きたいと思います。では、まずは“北海道ゾーン”から。まだ新幹線が津軽海峡を渡る何年も前ですから、なくなってしまっている列車もあるかもしれませんが、出来る限りどんな列車だったかも説明させてもらいますね。

話がとても長くなりそうなので、次回、その旅の全貌をお話していきたいと思います。長編になる予感が…

では、また!

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