2024年11月21日

周遊きっぷの旅(札幌・道南ゾーン編)② ~ゾーン その1~

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前回は大阪から青森までの旅を紹介しました。今回は青函トンネルの海底駅見学ツアーに参加するため、朝7時の列車で出発。青函トンネルは約55kmあり、その見学ツアーが終了する前に行く必要がありました。次回はツアーの様子をお届けします。

前回は周遊きっぷの旅~ゆき~のお話でした。大阪から東京、そして八戸から青森へ、札幌・道南ゾーンの入口駅“青森駅”に到着しました。では、ゾーンのはじまりはじまり。

(写真:JR北海道 789系 スーパー白鳥 ・ 周遊きっぷ ゾーン券 海底見学整理券)

朝7時のはやてに乗って北を目指し、お昼前の11時過ぎに青森駅に到着しました。本当は深酒してホテルを10時にチェックアウト…というのが常な私にとっては、こんなに早くに来るだけの理由があったのです。すばり、青函トンネルの海底駅見学ツアーです! 本州と北海道の海底を結ぶ青函トンネルは、約55㎞の長大海底トンネル。中年以上の方は、洞爺丸事故から30年間をトンネル建設に掛けた高倉健主演の“海峡”をご存知かもしれません。そして、この当時、北海道新幹線の建設のため、近々見学ツアーが終了してしまうという噂をキャッチしていましたので、もう今しかないということで予約したのです。ちなみに、この見学ツアーの予約はみどりの窓口で可能でした。係員さんが慣れた手つきでマルス端末を操作して予約完了、それが写真の整理券です。そこには「出発は函館12:53発のS白鳥24号にご乗車ください」と書かれています。この“S”は“スーパー”のことで、当時、青函トンネルを走っていたのは“白鳥”と“スーパー白鳥”の2種類。違いはとても簡単で、“白鳥”はJR東日本の国鉄時代の485系を改造した車両、“スーパー白鳥”はJR北海道が開発した789系車両。性能も異なり、確かスーパー白鳥の方が所要時間が短かったと記憶しています。違っていたら、教えてくださいね。とにかく、函館12:53発のスーパー白鳥に乗らなければなりませんが、11時過ぎの時点でまだ青森駅。今なら新青森~新函館北斗は約1時間で結ばれていますが、当時は在来線で約2時間でしたので間に合いません。そこは織り込み済みで、北海道側の青函トンネル手前の停車駅“木古内駅”で乗車する計画でした。少しの連絡で白鳥に乗り、木古内駅を目指します。車内の電光掲示板には、「青函トンネルまであと4本」とかそんな感じの表示がされていた記憶があります。青函トンネルの前に何本か普通のトンネルがあるので、JRの粋なサービスですね。約1時間程度でしょうか、木古内駅に到着。まだ北海道新幹線の木古内駅の工事も始まっておらず、そして、すでに廃線になった江差線もまだ健在でしたので、今は全く違う風景なんでしょうか。

[2日目]
青森 11時過ぎ
 ↓特急 白鳥
木古内 12時半くらい

次回は、いよいよ今回のメインイベント“海底駅見学ツアー”の様子をお伝えします。お楽しみに。

では、また!

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